社会福祉士
Q 70 :
事例を読んで,この時点でのL社会福祉士によるM君への対応として,適切なものを2 つ選びなさい。〔事 例〕M君(15 歳)は,難民として来日したAさんの息子であり,Aさんに呼び寄せられて,10 年前に来日した。M君はここ数年,放課後などに多文化共生活動を行っているNPO法人のWセンターに通っている。ここで日本語を学んだため,日常生活で日本語に不自由することはほとんどなくなった。M君からWセンターのL社会福祉士に「進路のことで悩んでいる,相談に乗って欲しい」との要望が出されたので,M君と面接をした。
「どういう進路を選択するにせよ,今の日本語能力では不十分だ」と言う。
解説
話を聞く事により実態を把握するため、具体的な対策を進める方法よりも相談者がどのような考えを持っているなどを元に支援の方法を考える事が重要とされる。