システム理論に基づく相談援助の対象に関する次の記述のうち|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 65 : 
システム理論に基づく相談援助の対象に関する次の記述のうち,正しいものを1 つ選びなさい。
1
クライエント・システムの単位は,小集団に限られる。
2
人と環境との全体的視座から把握される。
3
家族への対応は,援助の全過程で,問題の原因となる構成員に焦点化される。
4
実践者の志向するケースワークなどの特定の方法によって把握される。
5
相談援助の対象としての個人は,システム概念から除外される。
解説

システム理論では、人と環境のどこに問題点があるのかという視点では用いず、生活空間はお互いに作用していると考えられるため、人と環境を切り離すことなくどちらも重要であるとし、交互作用に対して焦点をあてていく考え方である。