相談援助における記録に関する次の記述のうち,正しいものを|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 63 : 
相談援助における記録に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
叙述体による記録では,実践の説明責任を示す根拠となるよう,事実の経過とともに,面接のやりとりを発話どおりに文字化する。
2
他機関からの報告は,記録の客観性を担保するため,ワーカーの判断を混じえず,かつ内容の取捨選択をせずに逐語体で記述する。
3
ワーカー・クライエント関係を中軸に行われる実践の記録では,事実関係に加えて,ワーカーの判断やその根拠を記述する。
4
記録は文字情報として残されるので,状況や援助過程を明確に把握・伝達するために図式化は控え,文章で説明する。
5
記録はクライエントに開示されることがあるため,本人に不愉快な思いをさせないために,本人に不利益な情報は記載しないよう作成する。
解説

3 - 〇 実践の記録では、ワーカーとクライエント間の間でのやり取りがわかるように記録する必要があり、その際に事実関係に加えて、ワーカーの判断やその根拠を記述することは、効果測定の為エンビデス・ベースド・プラクティスとして求められる。