個人情報保護に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選び|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 41 : 
個人情報保護に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
個人情報の範囲は,個人の氏名や生年月日,住所等の情報であり,福祉サービス等の利用者の心身の状況やその置かれている環境等の記録は対象とはならない。
2
「個人情報保護法」は,個人情報の有用性に配慮しつつ,個人情報取扱事業者の権利利益を保護することを目的として制定されたものである。
3
「福祉分野におけるガイドライン」では,利用者の死後も情報の漏えい等の防止を図ることが期待されている。
4
「個人情報保護法」では,たとえ本人の生命の保護に必要がある場合であっても,本人の同意を得ることが困難であるときは,個人情報を開示してはならないと定めている。
5
「福祉分野におけるガイドライン」によれば,福祉関係事業者が講ずべき個人データの安全管理の措置の対象は,ボランティアを除く従業者である。
解説

3 - ○ 個人情報保護法第2条第1項では、個人情報定義として「生存する個人に関する情報であって」とあるが、福祉分野における個人情報保護に関するガイドラインでは、「福祉サービス利用者が死亡した後において」も「漏えい、滅失または毀損等の防止を図るなど適正な取り扱いに取り組むことが期待されている」と記されている。