社会資源に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選び|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 35 : 
社会資源に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
1
同じニーズをもったクライエントが地域に一定数存在する場合は,クラスアドボカシーを行うことで,社会資源の開発を行う。
2
社会資源を活用する際は,クライエントの家族や周囲の人の負担を減らすためにフォーマルなものを優先する。
3
社会資源の開発はクライエントにとって負担になるので,開発の役割はソーシャルワーカーが担う。
4
社会資源の開発に当たっては,住民が自ら問題解決能力を高めていくことを目的としたソーシャルアクションがある。
5
クライエントを依存的にさせず,問題解決能力を高めるためには,社会資源の活用を控えた方がよい。
解説

4 - ○ 同じニーズをもつクライエントが一定数存在する場合は、そのニーズを集約しそれらを充足する社会資源が現に地域社会に存在しなければ、開発していくことが望まれる。クラスアドボカシーとは、同様の問題を抱えているグループ(社会階層や属性)に対して、権利擁護の支援を行うことであり、行政に制度や政策の改善を求めて働きかけ、不足している社会資源の必要性を訴え、新たに社会資源の開発も重要な役割の1つ。