〔事例〕下肢機能障害と軽度の知的障害のある利用者Mさん(|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 30 : 
〔事例〕下肢機能障害と軽度の知的障害のある利用者Mさん(20歳,女性)は,休憩時間に他の利用者も周りにいる作業場で深刻な表情を浮かべ,L生活支援員に小声で次のように打ち明けてきた。「ここでもらった工賃を使いたいと言ったのに,父親が貯金しておくからと言って1円もくれない。」事例を読んで,就労継続支援B型事業所に勤めるL生活支援員(社会福祉士)の対応に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
1
介入すべき深刻な人権問題の可能性があるととらえ,その場で引き続き詳しい事情を聴く。
2
家庭内の事情を詳しく聴く必要があると判断し,相談室に場所を移して話すことにする。
3
他にも同様の悩みを抱えている者がいる可能性があると判断し,周囲の利用者にもその場で一緒に聴くよう促す。
4
相談室で改まって向かい合うと相手が緊張して話せなくなると判断し,利用者が休憩に使うこともある食堂に移動する。
5
工賃にかかわる相談なので,会計担当の事務職員をその作業場に呼んで,話の続きを聴くことにする。
解説

2 - ○ 選択肢の対応は適切といえる。