ソーシャルワークの発展に寄与した代表的な研究者とその理論|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 24 : 
ソーシャルワークの発展に寄与した代表的な研究者とその理論に関する次の記述のうち,正しいものを1 つ選びなさい。
1
リッチモンド(Richmond, M.)は,ケースワークの過程と対象として,個人に直接働きかける直接的活動と,社会環境を通じて働きかける間接的活動を挙げた。
2
パールマン(Perlman, H.)は,診断主義と機能主義双方の理論を折衷的に取り入れ,課題中心アプローチを体系化した。
3
ハミルトン(Hamilton, G.)は,人とその人を取り巻く状況と,その両者の相互作用の視点から「状況の中の人」という概念を提唱した。
4
リード(Reid, W.)は,ソーシャルワークの共通基盤として,実践に必須の要素に,「価値の体系」を挙げた。
5
ジャーメイン(Germain, C.)とギッターマン(Gitterman, A.)は,役割理論を基盤とし,人と環境との交互作用に焦点を当て両者の調和を目指す理論を説いた。
解説

リッチモンドは著書ソーシャルケースワークでいくつかの事例をあげており、その中に個人の個人と社会環境への洞察から心へ直接働きかける直接的活動と社会環境へと働きかける間接的活動の必要性を表示している。