法定後見における保佐に関する次の記述のうち,正しいものを|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 23 : 
法定後見における保佐に関する次の記述のうち,正しいものを1 つ選びなさい。
1
保佐開始の審判を本人が申し立てることはできない。
2
保佐人に対して,同意権と取消権とが同時に付与されることはない。
3
保佐人が2 人以上選任されることはない。
4
法人が保佐人として選任されることはない。
5
保佐人が日常生活に関する法律行為を取り消すことはできない。
解説

精神上の障害などによって、判断能力が不十分な者を保護、支援する制度として保佐制度がある。家庭裁判所によって保佐人が選ばれ、保佐人に同意を得ないで行った行為について後で取り消しすることが出来るが、日用品の購入などの日常生活における行為は保佐人の同意は必要なく、取消の対象とはならない。