扶養義務に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさ|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 19 : 
扶養義務に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
直系血族及び同居の親族は,互いに扶養をする義務がある。
2
扶養の程度又は方法については,当事者が協議で定めるものであり,家庭裁判所が定めることはできない。
3
扶養をする義務のある者が数人ある場合において,扶養をすべき者の順位については,家庭裁判所が定めるものであり,当事者が協議で定めることはできない。
4
家庭裁判所は,特別の事情がある場合であっても,四親等の親族に扶養の義務を負わせることはできない。
5
扶養を受ける権利は,特別の事情がある場合には,処分をすることができる。
解説

4 - 〇 民法法第877条第2項において、「家庭裁判は特別な事情があるときは、前項に規定する場合(直系血族及び兄弟姉妹が相互に扶養する義務を負う場合)の他、3親等内の親族間においても扶養の義務を負わせることができる」と規定されているが、4親等についてはできない。