高齢者に対する医療保険制度における給付と負担に関する次の|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 22 : 
高齢者に対する医療保険制度における給付と負担に関する次の記述のうち,正しいものを1 つ選びなさい。
1
65 歳以上の加入者の療養病床での食事・室料は,入院時生活療養費として全額支給対象である。
2
70 歳以上の加入者の埋葬料・埋葬費は,家族療養費として支給される。
3
70 歳から74 歳までの加入者の一部負担金は,加入者が現役並み所得者である場合には,療養の給付に要した費用の2 割の額である。
4
75 歳以上の加入者の一部負担金は,加入者が現役並み所得者である場合には,療養の給付に要した費用の3 割の額である。
5
75 歳以上の加入者が選定した特別の病室の室料は,保険外併用療養費として全額支給対象である。
解説

75歳以上で加入する医療保険制度は後期高齢者保健制度と呼ばれ、一般所得者と低所得者の窓口負担は1割であるが、単独世帯の場合年収が383万円未満、夫婦二人の場合は年収が520万円未満とされており、それを超える現役並所得者の負担は3割である。