〔事例〕Dさん(80歳)は体調が悪く,最寄りの在宅療養支|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 19 : 
〔事例〕Dさん(80歳)は体調が悪く,最寄りの在宅療養支援診療所であるQクリニックで診察を受けたところ,地域医療支援病院であるR病院での診療を紹介された。R病院では直ちに入院のうえ,4日後に手術となった。2週間後,Dさんは無事R病院を退院し,自宅に戻ることができた。その後,Qクリニックが,S訪問看護ステーションと連携して,Dさんの在宅療養の支援に当たっている。事例を読んで地域医療支援病院と在宅療養支援診療所等との連携に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
R病院は,病床数400床以上を有していなければならない。
2
R病院は,高度の医療に関する研修実施能力を有していなければならない。
3
R病院は,入院中の治療に関する計画を,担当医により,R病院に紹介したQクリニックの医師に,治療前に説明しなければならない。
4
Qクリニックの医師は,24時間往診や必要な機関と連携して,24時間訪問看護が可能になる体制を確保しなければならない。
5
S訪問看護ステーションによる訪問看護は,この場合,在宅療養なので,すべて医療保険の対象外となる。
解説

4 - 〇 在宅療養支援診療所であるQクリニックは、 原則的に24時間体制の往診や急変時の入院先の確保、必要な場合には、他の保険医療機関、訪問看護ステーション等の看護職員と連携しながら24時間訪問看護の提供が可能とる体制を確保しなければならない他に、保険医療サービスと福祉サービスとの連携調整を担当する介護支援専門員(ケアマネジャー)との連携などが求められている。