次の記述のうち、一般貨物自動車運送事業の運行管理者の行わ|運行管理者(貨物)問題集

運行管理者(貨物)

Q 3 : 
次の記述のうち、一般貨物自動車運送事業の運行管理者の行わなければならない業務として正しいものを2つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。
1
従業員に対し、効果的かつ適切に指導及び監督を行うため、輸送の安全に関する基本的な方針を策定し、これに基づき指導及び監督を行うこと。
2
事業用自動車に係る事故が発生した場合には、事故の発生日時等所定の事項を記録し、その記録を当該事業用自動車の運行を管理する営業所において3年間保存すること。
3
乗務員が有効に利用することができるように、休憩に必要な施設を整備し、及び乗務員に睡眠を与える必要がある場合にあっては睡眠に必要な施設を整備し、並びにこれらの施設を適切に管理し、及び保守すること。
4
自動車事故報告規則第5条(事故警報)の規定により定められた事故防止対策に基づき、事業用自動車の運行の安全の確保について、従業員に対する指導及び監督を行うこと。
解説

1. × 安全規則第10条第4項によると、従業員に対する効果的かつ適切な指導・監督のために輸送の安全に関する基本的な方針の策定等の措置を講ずることは、事業者の義務であり、運行管理者の義務ではない。

2. ○ 安全規則第9条の2及び第20条第1項第12号により正しい。

3. × 安全規則第3条第3項によると、乗務員の休憩・睡眠施設の整備、これらの施設の管理・保守は、事業者の義務である。運行管理者の業務は、休憩・睡眠施設の適切な管理にとどまる(同規則第20条第1項第2号)。

4. ○ 安全規則第20条第1項第17号により正しい。