運行管理者(貨物)
Q 3 :
次の記述のうち、一般貨物自動車運送事業の運行管理者の行わなければならない業務として正しいものを2つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。
運行管理者の職務及び権限、統括運行管理者を選任しなければならない営業所にあってはその職務及び権限並びに事業用自動車の運行の安全の確保に関する業務の処理基準に関する規程（運行管理規程）を定めること。
事業用自動車に係る事故が発生した場合には、事故の発生日時等所定の事項を記録し、その記録を当該事業用自動車の運行を管理する営業所において3年間保存すること。
異常気象その他の理由により輸送の安全の確保に支障を生ずるおそれがあるときは、乗務員に対する適切な指示その他輸送の安全を確保するために必要な措置を講ずること。
休憩又は睡眠のための時間及び勤務が終了した後の休息のための時間が十分に確保されるように、国土交通大臣が告示で定める基準に従って、運転者の勤務時間及び乗務時間を定め、当該運転者にこれらを遵守させること。
解説
1. × 安全規則第21条第１項によると、運行管理規程の策定は一般貨物自動車運送事業者の義務である。
2. ○ 安全規則第9条の2及び第20条第１項第12号により正しい。
3. ○ 安全規則第11条及び第20条第１項第15号により正しい。
4. × 安全規則第3条第4項によると、運転者の勤務時間及び乗務時間の策定は一般貨物自動車運送事業者の義務である。運行管理者の業務は、事業者の定めた勤務時間及び乗務時間の範囲内において乗務割を作成することと、これに従い運転者を事業用自動車に乗務させることである（同規則第20条第１項第3号）。