自動車の点検整備等に関する次のア、イ、ウ、エの文中、A、|運行管理者(貨物)問題集

運行管理者(貨物)

Q 10 : 
自動車の点検整備等に関する次のア、イ、ウ、エの文中、A、B、C、Dに入るべき字句としていずれか正しいものを1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。ア.自動車の使用者は、自動車の点検をし、及び必要に応じ整備をすることにより、当該自動車を道路運送車両の[ A ]に適合するように維持しなければならない。イ.自動車運送事業の用に供する自動車の使用車又は当該自動車を運行する者は、1日1回、その運行の開始前において、国土交通省令で定める技術上の基準により、灯火装置の点灯、[ B ]の作動その他の日常的に点検すべき事項について、目視等により自動車を点検しなければならない。ウ.自動車運送事業の用に供する自動車の使用者は、[ C ]ごとに国土交通省令で定める技術上の基準により、自動車を点検しなければならない。エ.自動車運送事業の用に供する自動車の日常点検の結果に基づく運行可否の決定は、自動車の使用者より与えられた権限に基づき、[ D ]が行わなければならない。A 1:点検基準 2:保安基準 B 1:動力伝達装置 2:制動装置 C 1:3ヵ月 2:6ヵ月 D 1:運行管理者 2:整備管理者
1
A: 2 B: 2 C: 1 D: 2
2
A: 2 B: 2 C: 1 D: 1
3
A: 2 B: 2 C: 2 D: 2
4
A: 1 B: 2 C: 1 D: 2
解説

ア. 道路運送車両法第47条によると、自動車の使用者は、自動車の点検をし、及び必要に応じ整備をすることにより、保安基準に適合するように維持しなければならない。

イ. 道路運送車両法第47条の2第1項及び第2項によると、自動車の使用者又は自動車を運行する者は、1日1回、その運行の開始前において、国土交通省令で定める技術上の基準により、灯火装置の点灯、制動装置の作動その他の日常的に点検すべき事項について、目視等により点検しなければならない。

ウ. 道路運送車両法第48条第1項第1号によると、自動車運送事業の用に供する自動車の使用者は、3ヶ月ごとに、国土交通省令で定める技術上の基準により自動車を点検しなければならない。

エ. 道路運送車両法施行規則第32条第1項第1号及び第2号によると、日常点検の結果に基づく運行可否の決定は、整備管理者が行わなければならない。

 以上により、Aには「2. 保安基準」、Bには「2. 制動装置」、Cには「1. 3ヶ月」、Dには「2、 整備管理者」が入る。