道路運送車両の保安基準及びその細目を定める告示についての|運行管理者(貨物)問題集

運行管理者(貨物)

Q 4 : 
道路運送車両の保安基準及びその細目を定める告示についての次の記述のうち、誤っているものを1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。
1
貨物の運送の用に供する普通自動車であって、車両総重量が7トン以上のものの後面には、所定の後部反射器を備えるほか、反射光の色、明るさ等に関し告示で定める基準に適合する大型後部反射器を備えなければならない。
2
自動車の前面ガラス及び側面ガラス(告示で定める部分を除く。)は、フィルムが貼り付けられた場合、当該フィルムが貼り付けられた状態においても、透明であり、かつ、運転者が交通状況を確認するために必要な視野の範囲に係る部分における可視光線の透過率が70%以上であることが確保できるものでなければならない。
3
自動車に備えなければならない方向指示器は、毎分60回以上120回以下の一定の周期で点滅するものでなければならない。
4
自動車に備えなければならない後写鏡は、取付部付近の自動車の最外側より突出している部分の最下部が地上2メートル以下のものは、当該部分が歩行者等に接触した場合に衝撃を緩衝できる構造でなければならない。
解説

1. ○ 保安基準第38条の2第1項及び第2項により、正しい。

2. ○ 保安基準第29条第3項及び細目告示第195条第3項第1号及び2号により正しい。

3. ○ 保安基準第41条第1項、第2項及び細目告示第215条第4項第1号により正しい。

4. × 保安基準第44条第1項及び第2項、細目告示第224条第1項第2号によると、後写鏡は取付部付近の自動車の最外側より突出している部分の最下部が地上1.8メートル以下のものは、当該部分が歩行者に接触した場合に衝撃を和らげる構造でなければならない。