自動車の検査等についての次の記述のうち、正しいものを2つ|運行管理者(貨物)問題集

運行管理者(貨物)

Q 2 : 
自動車の検査等についての次の記述のうち、正しいものを2つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。
1
国土交通大臣の行う自動車(検査対象外軽自動車及び小型特殊自動車を除く。以下同じ。)の検査は、新規検査、継続検査、臨時検査、構造等変更検査及び予備検査の5種類である。
2
自動車運送事業の用に供する自動車は、自動車検査証を当該自動車又は当該自動車の所属する営業所に備え付けなければ、運行の用に供してはならない。
3
初めて自動車検査証の交付を受ける車両総重量7,990キログラムの貨物の運送の用に供する自動車については、当該自動車検査証の有効期間は1年である。
4
自動車は、国土交通大臣の行う検査を受け、有効な自動車検査証の交付を受けているものでなければ、これを運行の用に供してはならない。
解説

1. ○ 新規検査は道路運送車両法第59条、継続検査は同法第62条、臨時検査は同法第63条、構造等変更検査は同法第67条、予備検査は同法第71条に規定があり、正しい。

2. × 道路運送車両法第66条第1項によると、自動車検査証を備え付けなければならない場所は当該自動車のみであり、営業所はいらない。

3. × 道路運送車両法第61条第1項によると、貨物の運送の用に供する自動車の場合、自動車検査証の有効期間は、原則1年である。但し、初めて自動車検査証の交付を受ける車両総重量8トン未満の貨物自動車については、自動車検査証の有効期間は2年とされている(同条第2項第1号)。

4. ○ 道路運送車両法第58条第1項により正しい。