相続人が複数いる場合の遺産分割対策に関する次の記述のうち|2級FP問題集

2級FP

Q 59 : 
相続人が複数いる場合の遺産分割対策に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1
あらかじめ遺言書を作成し、共同相続人の相続分や遺産分割方法を指定しておくことは、有効な遺産分割対策になり得る。
2
分割が困難な土地等を所有している場合、相続開始前にその土地等を共同相続人間で分割がしやすい資産に変換しておくことは、有効な遺産分割対策になり得る。
3
特定の相続人から他の相続人が代償分割によって取得した代償財産は、被相続人から相続により取得した財産ではないため、贈与税の課税対象となる。
4
特定の相続人が他の相続人に自己が所有している不動産を代償分割によって交付した場合、その不動産を時価により譲渡したものとみなされ、所得税の課税対象となる。
解説

1-○ 有効な遺産分割対策である。

2-○ 有効な遺産分割対策である。

3-× 代償分割によって取得した代償財産は相続税の課税対象である。

4-○ 本文の通り。