2級FP
Q 22 :
金融機関が取り扱う金融商品に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
「無利息」「要求払い」「決済サービスを提供できること」の3要件を満たす決済用預金は、預入額の全額が預金保険制度による保護の対象となる。
オプション取引などのデリバティブを組み込んだ仕組預金は、原則として、中途解約することができない。
スーパー定期預金には単利型と半年複利型があるが、個人は半年複利型を利用することができない。
貯蓄預金は、公共料金などの自動支払口座や給与・年金などの自動受取口座として利用することはできない。
解説
1-○ 本文の通り。
2-○ 仕組預金とは仕組預金は、預入期間の短縮・延長の決定権を銀行がもっている金融商品(通常の預金よりも高金利)であり、原則として中途解約は不可である。
3-× スーパー定期預金は、預入期間1ヶ月以上3年未満の場合は単利型、預入期間3年以上の場合は単利型と半年複利型を選択できる。
なお、半年複利型は個人のみ利用可能であり、法人は単利型のみしか利用できない。
4-○ 本文の通り。なお、貯蓄預金は、残高が基準額以上である場合には金利が優遇される。