ライフプランニングの一般的な手法等に関する次の記述のうち|2級FP問題集

2級FP

Q 2 : 
ライフプランニングの一般的な手法等に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1
給与所得者の可処分所得の金額は、給与所得の源泉徴収票の支払金額欄に記載された金額となる。
2
現金の収支を表すキャッシュフロー表の作成において、住宅ローンの返済額は、「前年の年間返済額×(1+物価変動率)」の算式により計算した値を記入する。
3
現金の収支を表すキャッシュフロー表の作成において、貯蓄残高は、「前年末の貯蓄残高×(1+運用利率)±当年の年間収支」の算式により計算した値を記入する。
4
個人の資産や負債の状況を表すバランスシートの作成において、不動産は取得時の価額を記入し、預貯金や負債は作成時の残高を記入する。
解説

1-× 源泉徴収票の支払い金額欄は年収である。可処分所得=年収-(社会保険料+所得税+住民税)であるため、誤り。

2-× 住宅ローンの返済額は、返済方法(元利均等方式or元金均等方式)であるか、また金利の種別(変動・固定)により計算される。また、キャッシュフロー表に反映させるにあたっては、別途に試算表を作成する必要がある。

3- ○ 本文の通り。

4- × 不動産は取得価額ではなく時価で計上し、預貯金や負債は作成時の残高を計上する。不動産は時間の経過により取得時よりも価値が下がっていることが多いためである。