任意加入の自動車保険に関する次の記述のうち、最も不適切な|2級FP問題集

2級FP

Q 17 : 
任意加入の自動車保険に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、特約については考慮しないものとする。
1
対人賠償保険では、被保険者が自動車を運転中に被保険者の母親に誤って接触してケガを負わせた場合、その損害については補償の対象とならない。
2
対物賠償保険では、有料駐車場から出るときに誤って自動精算機に接触して同機械に損害を与えた場合、その損害については補償の対象となる。
3
人身傷害補償保険では、被保険者に過失がある自動車事故により被保険者が死傷した場合、その過失割合に相当する損害については補償の対象とならない。
4
一般条件の車両保険では、駐車場で発生した火災により被保険自動車に損害を被った場合、その損害については補償の対象となる。
解説

1-○ 運転者自身をはじめ、その配偶者・子・父母に対する損害は補償されない。なお、これは対物賠償も同じである。

2-○ 隊物賠償保険は、自動車で他人の器物などに損害を与え、損害賠償を負う場合に保険金が支払われる。本文の記述はその場合にあたる。

3-× 人身傷害補償保険は、自己の過失部分も含めた損害の全額を補償するものである。

4-○ 車両保険は、火災や接触事故などをはじめ、盗難や洪水などの車両に対する損害を補償するものである。