第三分野の保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最|2級FP問題集

2級FP

Q 18 : 
第三分野の保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1
医療保険の手術給付金は、病気や不慮の事故による傷害等を原因とする所定の手術が対象となり、治療を目的としない美容整形手術や正常分娩に伴う手術は対象とならない。
2
特定(三大)疾病保障定期保険は、被保険者がガンに罹患して特定疾病保険金が支払われ、その治療から1年経過後にガンが再発した場合には、特定疾病保険金が再度支払われる。
3
介護保険は、公的介護保険の要介護認定に連動した保険商品であり、被保険者が公的介護保険の介護サービスを利用した場合の自己負担額を限度に介護年金が支払われる。
4
ガン保険の入院給付金には、一般に、1回の入院で受け取ることができる支払限度日数や保険期間を通じて受け取ることができる支払限度日数が定められている。
解説

1-○ 本文の通り。2-× (特定三大)疾病保障保険は、

三大成人病:ガン・急性心筋梗塞・脳卒中

にかかった場合に、死亡保険金と同額の特定疾病保険金が支払われる保険である。一度特定疾病保険金を受け取ると、以降は契約が消滅するため、再発や死亡時に際しての保険金は支払われない。

3-× 民間の介護保険の支払要件は、公的介護保険の要介護認定に連動するものや、保険契約に定める所定の要介護状態に該当した場合等があるが、公的介護保険の自己負担金と連動するわけではなく、契約時の定められた範囲で一時金や介護年金が支払われる。

4-× ガン保険の入院給付金には、1回の入院でも入退院を複数繰り返しても、支払日数に制限がありません。ガンは再発・転移を伴うことが多いためである。