国民年金基金に関する次の記述のうち、最も不適切なものはど|2級FP問題集

2級FP

Q 8 : 
国民年金基金に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1
国民年金基金には、国民年金の第1号被保険者のほか、日本国内に住所を有する60歳以上65歳未満の国民年金の任意加入被保険者も加入することができる。
2
国民年金基金の掛金は、原則として月額6万8,000円が上限となっている。
3
国民年金基金の老齢年金の基本年金額は、積立金の運用状況によって変動する。
4
国民年金基金の加入員は、厚生年金保険の被保険者になるなどの所定の事由に該当したときに加入員の資格を喪失し、自己の都合で任意に脱退することはできない。
解説

1-○ 国民年金の第1号被保険者のほか、60歳以上65歳未満の国民年金の任意加入被保険者も加入可能。

2-○ 本文の通り。

3-× 国民年金基金の老齢年金は積立金の運用状況で支給額は変動しない。

4-○ 任意にすることはできない。サラリーマンなどの給与所得者になる、他の都道府県に引っ越す、などの理由が必要。

なお、脱退しても脱退一時金等で掛金が還付されることはない。