ファイナンシャル・プランナーが顧客に対して行った次のアド|2級FP問題集

2級FP

Q 2 : 
ファイナンシャル・プランナーが顧客に対して行った次のアドバイスのうち、最も不適切なものはどれか。
1
初任給を受け取った会社員のAさん(22歳)に対し、「これからは定期的な収入が見込めますので、初任給に借入金を加えた資金を元手として、将来のために高い収益が見込める金融商品による積極的な運用を図るべきです」とアドバイスした。
2
第一子が誕生した会社員のBさん(28歳)に対し、「お子さまの将来の教育資金に備えるため、積立定期預金やこども保険などを活用することを検討してはいかがですか」とアドバイスした。
3
住宅ローンを利用して住宅の購入を検討している会社員のCさん(35歳)に対し、「将来の金利水準やライフプラン上の収支の見通しを十分に検討したうえで住宅ローンを利用することが大切です」とアドバイスした。
4
退職金を受け取ったDさん(60歳)に対し、「退職金は、元本が保証された金融商品などによる安定的な運用を心掛けるとともに、今後の収入状況等も考慮して、流動性資金を確保しておくことも大切です」とアドバイスした。
解説

1-× 将来性などから若年の会社員に資産運用を勧めることは適切であるが、「借入金を加えての積極的な運用」は適切ではない。

2-○ 適切である。

3-○ 適切である。

4-○ 適切である。