２級FP
Q 51 :
贈与に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
定期贈与とは、贈与者が受贈者に対して定期的に金銭等を給付することを目的とする贈与をいう。
負担付贈与とは、贈与者が受贈者に対して一定の給付をなすべき義務を負わせる贈与をいう。
死因贈与とは、贈与者の死亡によって効力を生ずる贈与をいう。
贈与者が贈与の目的物に瑕疵があることを知らずに贈与した場合であっても、贈与者はその瑕疵について責任を負わなければならない。
解説
1-○ 定期贈与とは、贈与者から受贈者に対する定期の給付を行う、贈与契約の一種である。
2-○ 負担付贈与とは、受贈者に一定の債務を負担させることを条件にした贈与契約である。受贈者が債務を履行しない場合、贈与者は負担付贈与契約を解除できる。
3-○ 本文の通り。
4-× 贈与者は、贈与する目的物の瑕疵につき善意(欠陥などの瑕疵があることを知らなかった場合)であれば、責任を免れる。