第三分野の保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最|2級FP問題集

2級FP

Q 19 : 
第三分野の保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1
終身医療保険には、60歳や65歳等の所定の年齢で保険料の払込みが満了する有期払込みや、保険料の払込みが一生涯続く終身払込みがある。
2
先進医療特約は、契約日において厚生労働大臣により承認された先進医療が給付金支払いの対象となり、契約締結後に新たに承認された先進医療は給付金支払いの対象とならない。
3
特定(三大)疾病保障定期保険は、被保険者がガン、急性心筋梗塞または脳卒中により所定の状態となった場合に、それぞれ1回ずつ特定疾病保険金が支払われる。
4
所得補償保険は、ケガにより就業不能になった場合に被保険者が喪失する所得を補償する保険であり、被保険者が病気により就業不能になった場合には保険金は支払われない。
解説

1-○ 本文の通り。

2-× 先進医療特約とは、厚生労働大臣が承認する先進医療治療を所定の医療機関で受けた場合に給付金が支払われるという特約であり、加入後に新しく認められた先進医療も支払いの対象である。

3-× 特定(三大)疾病保障保険とは、三大成人病のガン・急性心筋梗塞・脳卒中にかかった場合に、死亡保険金と同額の特定疾病保険金が支払われる保険である。

一度特定疾病保険金を受け取ると契約が消滅するため、別の三大疾病にかかった場合や死亡の場合にも保険金は支払われない。

4-× 所得補償保険は、保険者が病気やケガで就業不能となった場合、保険金として設定した一定金額を月額で受け取ることができる保険である。