地震保険料控除に関する次の記述のうち、最も適切なものはど|2級FP問題集

2級FP

Q 18 : 
地震保険料控除に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1
平成18年12月31日以前に締結され、所定の要件を満たす長期損害保険契約の保険料は、地震保険料控除の対象となる。
2
地震保険料控除の控除限度額は、所得税および住民税のいずれも5万円である。
3
勤務している会社で年末調整を受けられる給与所得者であっても、地震保険料控除の適用を受けるためには、所得税の確定申告をしなければならない。
4
住宅建物に収容される家財(生活用動産)のみを補償の対象とした地震保険の保険料は、地震保険料控除の対象とならない。
解説

1-○ 平成19年分から損害保険料控除が廃止されたことによる経過措置として、平成18年12月31日以前に締結され、所定の要件を満たす長期損害保険契約の保険料は、地震保険料控除の対象となる。

2-× 地震保険料控除の上限は所得税5万円・住民税2.5万円である。

また、所得税では支払った保険料全額が控除され、住民税では保険料の2分の1が控除される。

3-× 給与所得者は年末調整により自動的に地震保険料控除を受けられる。

4-× 家財(生活用動産のみを補償の対象とする地震保険の場合でも、その保険料は地震保険料控除の対象となる。