教育ローンおよび奨学金に関する次の記述のうち、最も不適切|2級FP問題集

2級FP

Q 8 : 
教育ローンおよび奨学金に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1
日本政策金融公庫の教育一般貸付を利用するためには、世帯年収(所得)が世帯で扶養している子どもの人数によって定められた金額以内であることが要件とされている。
2
日本政策金融公庫の教育一般貸付の融資限度額は、平成26年4月以降、子ども1人につき300万円とされている。
3
独立行政法人日本学生支援機構の奨学金には、無利息で貸与を受けられる第一種奨学金と、利息付(在学中は無利息)貸与の第二種奨学金がある。
4
日本政策金融公庫の教育一般貸付と独立行政法人日本学生支援機構の奨学金は、同一世帯内で重複して利用することができる。
解説

1-○ 本文の通り。日本政策金融公庫の教育一般貸付は、世帯年収が子どもの数に応じて一定以下である必要であるが、日本学生支援機構の展開する奨学金は、子供の学業成績が要件である。

2-× 日本政策金融公庫の教育一般貸付の融資限度額は、平成26年4月以降学生1人につき350万円(1年以上の海外留学資金は450万円)である。

3-○ 本文の通り。

4-○ 本文の通り。教育一般貸付は親が借りており、奨学金は子供自身が借りるという認識。