投資信託のパフォーマンスの評価に関する次の記述のうち、最|2級FP問題集

2級FP

Q 81 : 
投資信託のパフォーマンスの評価に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1
投資信託の運用報告書では、これまでの基準価額の推移や今後の運用方針を確認することができる。
2
パッシブ型投資信託は、運用成果がベンチマークの収益率からかい離するほど、運用成果が優れていると判断される。
3
収益分配金の有無や分配金の支払いの回数が異なる投資信託であっても、年率換算した累積収益率を用いて運用成果を比較することができる。
4
投資対象が異なる投資信託であっても、シャープレシオを用いて運用実績を評価することができる。
解説

1-○ 本文の通り。

2-× パッシブ型投資運用は、ベンチマークの動きにできる限り追従することを目指す運用スタイルであるから、ベンチマークの収益率からのかい離(トラッキングエラー)が少ないほど、運用成果は優れていると判断する。

3-○ 投資信託は、収益分配金の有無や分配金の支払いの回数が異なることが多いが、それまで支払われた分配金を年率換算した累積収益率(累積リターン)から運用成果を比較することができる。4-○ シャープレシオとは、標準偏差で測ったリスク1単位に対して、超過収益率がどれだけあったかを示すものである。