損害保険を活用した家庭のリスク管理に関する次の記述のうち|2級FP問題集

2級FP

Q 79 : 
損害保険を活用した家庭のリスク管理に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1
病気やケガによって就業不能となり、収入が喪失するリスクに備えて、所得補償保険を契約した。
2
地震を原因として住宅が倒壊するリスクや地震を原因とする火災により住宅が焼失するリスクに備えて、火災保険に地震保険を付帯して契約した。
3
日常生活における事故のほか、就業中の事故によりケガを負うリスクに備えて、普通傷害保険を契約した。
4
同居している子が原動機付自転車を運転中に事故を起こして法律上の賠償責任を負うリスクに備えて、個人賠償責任保険を契約した。
解説

1-○ 所得補償保険は、病気やケガで就業不能となった場合、保険金を月額で受け取ることができる保険である。

2-○ 地震保険は、居住用建物や家財を、地震だけでなく地震によって生じた火災・津波や噴火などによる損害を補償する保険で、火災保険に付帯して加入するものである。

3-○ 普通傷害保険は、国内での業務中の怪我(出張などを含む)も補償対象である。

4-× 個人賠償責任保険は、日常生活における偶発的な事故による賠償責任を補償するものである。しかし、、業務に関するもの、他人から預かった物や借りた物、自動車の運行・管理等の賠償責任については補償対象外です。

したがって、設問の場合は自動車の運行における賠償責任であるため、対象外である。

なお、自転車は補償対象であることに注意。