雇用保険の基本手当に関する次の記述のうち、最も適切なもの|2級FP問題集

2級FP

Q 65 : 
雇用保険の基本手当に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1
基本手当は、離職の日以前に一定の被保険者期間を有する70歳未満の者が受給することができる。
2
基本手当を受給するためには、公共職業安定所に所定の書類を提出して、失業の認定を受けなければならない。
3
60歳で定年退職した者に対する基本手当の所定給付日数は、その者が就職困難者に該当する場合を除き、最長で360日である。
4
基本手当は、雑所得として所得税の課税対象となる。
解説

1-× 雇用保険の基本手当は、離職の日以前に一定の被保険者期間を有する65歳未満の者であれば受給することができる。

2-○ 雇用保険の基本手当を受給するには、公共職業安定所(ハローワーク)に離職票を提出し、求職の申込みをしたうえで失業の認定を受けなければならない。

3-× 定年退職者は自己都合退職等と同じ一般受給資格者となる。したがって雇用保険の基本手当の給付日数は被保険者期間20年以上で最長150日でである

なお、障害や社会的事情により就職が困難であると認められる者の場合は、45歳以上65歳未満であれば最長360日の給付日数が定められている。

4-× 雇用保険から受ける給付は非課税である。