2が正解。所得税を求めるとき、まずはその所得がどの所得に分類されるか(給与所得・事業所得など)を検討する。
続いて損益通算(不動産所得、事業所得、山林所得、譲渡所得は損益通算できないことに注意)、純損失・雑損失の繰越控除(3年前まで損益通算しても残ってしまった損失を控除する)を行う。
更に医療費控除や配偶者控除などの所得控除を行い、この時点で課税所得金額を確定させる。
所定の税率を乗じて、算出所得税額を計算する。
配当控除や住宅借入金等特別控除などの税額控除を行う。
以上が所得税の算出手順であるから、本問に当てはめると(ア)→(オ)→(ウ)→(エ)→(イ)、2が正解となる。