一般的なオプション取引に関する次の記述のうち、最も適切な|2級FP問題集

2級FP

Q 26 : 
一般的なオプション取引に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1
コール・オプションとは、将来の一定期日または一定期間内に、株式などの原資産をあらかじめ定められた価格(権利行使価格)で買う権利のことをいう。
2
ヨーロピアンタイプのオプションは、取引開始日から取引最終日までの間であれば、いつでもその権利を行使することができる。
3
プット・オプションの売り手が被る損失は、受け取ったオプション・プレミアム(オプション料)相当額に限定される。
4
コール・オプションおよびプット・オプションのいずれも、権利行使価格が低いほど、オプション・プレミアム(オプション料)は高くなる。
解説

1-○ 本文の通り。端的に覚えるなら、買う=コール、売る=プットである。

2-× ヨーロピアンタイプのオプションとは、満期日に限り権利を行使することができるタイプである。なお、本文が指しているのはアメリカンタイプである。

3-× オプションの買い手側損失は限定されているが、売り手の損失は理論上無限大とされている。

4-× 権利行使価格が低ければ低いほど、コール・オプションのプレミアム(オプション料)は高くなり、プット・オプションのプレミアムは低くなる。