医療保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切|2級FP問題集

2級FP

Q 19 : 
医療保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1
医療保険は、責任開始までに1ヵ月間の免責期間が設けられており、その期間中に被保険者が病気により入院しても、入院給付金は支払われない。
2
医療保険の被保険者が介護保険法に定める介護老人保健施設に入所しても、入院給付金は支払われない。
3
医療保険の入院給付金には、1回の入院で受け取ることができる支払日数に上限はないが、保険期間を通じて受け取ることができる支払日数に上限が定められている。
4
医療保険の入院給付金は、退院後に所定の診断書を添付して請求する必要があり、入院中に請求することはできない。
解説

1-× 近年では免責期間のない医療保険が主流である。一部免責期間が設けられている医療保険もあるが、その場合でも免責期間は4日程度である。

2-○ 医療保険の入院給付金は、医療法に定められている国内病院や診療所以外には給付されない。よって、介護老人保健施設や民間のリハビリセンター等には入院給付金は給付されない。

3-× 医療保険の入院給付金には、1回の入院で受け取ることができる支払日数の上限(限度日数)が定められている。後半は記述の通り(通算日数)。

4-× 医療保険の入院給付金を入院中に請求することも可能。また、その退院後に残りの入院期間分について入院給付金を請求する場合は、あらためて診断書を提出しなければならない。