各種終身保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も|2級FP問題集

2級FP

Q 12 : 
各種終身保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1
無選択型終身保険は、加入時に医師による診査や告知の必要がなく、被保険者の健康状態にかかわらず加入することができる。
2
低解約返戻金型終身保険は、全保険期間を通じて、解約返戻金額が通常の終身保険の70%程度に抑制されている。
3
一時払変額終身保険は、運用実績に応じて死亡保険金額や解約返戻金額が変動するが、いずれも一時払保険料相当額が最低保証されている。
4
利率変動型積立終身保険(アカウント型保険)の積立部分(アカウント部分)は、保険料払込満了日まで引き出すことができない。
解説

1-○ 本文の通り。なお、無選択型終身保険は、その他の審査などが必要な保険に比べて保険料が高くなっている。

2-× 低解約返戻金型の終身保険は、保険料の払込期間における解約返戻金額が通常の終身保険よりも低くなっているが、保険料払い込み期間を経過した場合は通常と同程度となる。

3-× 一時払変額終身保険は、死亡保険金については一時払保険料相当額が最低保証されているが、解約返戻金については最低保証がないことに注意。

4-× 利率変動型積立終身保険(アカウント型保険)の積み立て部分は、任意で引き出すことができる。この保険は、各種の保証を変更できるものであるが、変更の際に発生する保険料に積み立て部分を充当させることもできる。