父から土地の贈与を受け、その贈与を受ける条件として父の銀|2級FP問題集

2級FP

Q 119 : 
父から土地の贈与を受け、その贈与を受ける条件として父の銀行借入金1,500万円を負担した場合、下記<贈与により取得した土地の概要>に基づく贈与税の課税価格に算入される金額として、最も適切なものはどれか。
1
1,300万円
2
1,500万円
3
2,500万円
4
4,000万円
解説

3が正解。 個人から負担付贈与を受けた場合、贈与財産から負担額を控除した額に贈与税が課される。また、課税価格は、

不動産:贈与時の通常の取引額から負担額を控除した額

不動産以外:相続税評価額から負担額を控除した額

である。

したがって、本問における贈与税の課税価格は、不動産の場合であるから、贈与時における通常の取引価額4,00万円からその贈与を受けるため負担である父の銀行借入金1,500万円を差し引くことになる。つまり、

贈与税の課税価格=4,000万円-1,500万円=2,500万円