室内の空気環境に関する次の記述のうち、最も不適当なものは|二級建築士問題集

二級建築士

Q 4 : 
室内の空気環境に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
室における全般換気とは、一般に、室全体に対して換気を行い、その室における汚染質の濃度を薄めることをいう。
2
温度差換気において、外気温度が室内温度よりも高い場合、中性帯よりも下方から外気が流入する。
3
居室の必要換気量は、一般に、居室内の二酸化炭素濃度の許容値を基準にして算出する。
4
居室において、一般に、一酸化炭素濃度の許容値は、0.001%(10ppm)である。
5
日本工業規格(JIS)及び日本農林規格(JAS)において定められているホルムアルデヒド放散量による等級区分の表示記号では、「F☆☆☆」より「F☆☆☆☆」のほうが放散量は小さい。
解説

1 - ○

2 - × 温度差換気とは、室内外の温度差によって生じる圧力差を利用して換気をするもので室内外の圧力差がゼロになる部分を中性帯という。外気温度が室内温度より高い時は中性帯より上側から暖かい外気が流入し、中性帯より下側から室内の空気が流出する。

3 - ○

4 - ○

5 - ○