二級建築士
Q 86 :
鉄筋コンクリートの耐久性を確保するための材料・調合等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
構造耐力上主要な部分に用いられるコンクリートに含まれる塩化物量は、特記がなかったので、塩化物イオン量として0.35kg/m3とした。
コンクリートは、骨材のアルカリシリカ反応に対して、抑制効果のある日本工業規格(JIS)による高炉セメントB種を使用した。
ひび割れの発生を防止するため、所要の品質が得られる範囲内で、コンクリートの単位水量はできるだけ小さくした。
海岸に近い地域において、塩化物の浸透による鉄筋の腐食を防止し、耐久性を確保するために、水セメント比を小さくし、密実なコンクリートとした。
コンクリートに幅0.4mmのひび割れが発生したので、耐久性上支障のないよう適切な処置を施したうえで、工事監理者の承認を受けた。
解説
1 - × 特記がない場合、塩化物総量の限度は、原則として、0.30kg/m³を規制値としている。
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5 - ○