木造住宅における木工事に関する次の記述のうち、最も不適当|二級建築士問題集

二級建築士

Q 90 : 
木造住宅における木工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
せっこうラスボード張り用の壁胴縁の間隔は、455mmとした。
2
構造用面材による床組の補強において、根太、床梁及び胴差の上端高さを同じとしたので、根太の間隔を455mmとした。
3
厚さ12mmの合板の留付けには、長さ32mmの釘を用いた。
4
根太を用いない床組(梁等の間隔が910mm)であったので、床下地材として厚さ15mmの構造用合板を用いた。
5
柱と土台との接合部を山形プレートで補強する箇所については、その部分の構造用合板を最小限切り欠き、切り欠いた部分の周辺に釘を増し打ちした。
解説

正解は4

1-○設問通りである。

2-○構造用面材による床組の補強において根太間隔は500mm以下とする。

3-○釘の長さは打ち付ける板厚の2.5~3倍とするが板厚が10mm以下の場合は4倍とする。

4-×根太を用いない床組の場合合板のJASに適合する構造用合板で厚さ24mm以上とする。

5-○柱と土台との接合部を山形プレレートで補強する箇所がについては面材の四隅を切欠いて柱と横架材に直接釘打ちする。