二級建築士
Q 9 :
音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
透過損失は、同じ壁面であっても、入射する音の周波数によって変化する。
20歳前後の正常な聴力をもつ人が知覚可能な音の周波数の範囲は、20~20,000Hz程度である。
室内騒音の許容値は、一般に、「音楽ホール」より「住宅の寝室」のほうが小さい。
日本工業規格(JIS)における床衝撃音遮断性能の等級Lrについては、その数値が小さくなるほど床衝撃音の遮断性能が高くなる。
同じ音圧レベルの音であっても、3,000~4,000Hz程度の音が最も大きく聞こえる。
解説
正解は3
1-○壁体の単位面積当たりの質量が大きいほど、また周波数の高い音ほど透過損失は大きくなる。
2-○設問通りである。
3-×室内騒音の許容値は住宅の寝室が30~35dB,音楽ホールが20~30dBとされている。
4-○設問通りである。
5-○設問とおりである。