型枠工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか|二級建築士問題集

二級建築士

Q 83 : 
型枠工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
せき板として用いるコンクリート型枠用合板の厚さは、特記がなかったので、12mmとした。
2
コンクリート表面が打放し仕上げであったので、型枠緊張材(セパレーター)にコーンを使用した。
3
早強ポルトランドセメントを使用したコンクリートにおいて、コンクリートの材齢によるスラブ下の支柱の最小存置期間は、平均気温が8℃であったので12日とした。
4
型枠は、垂直せき板を取り外した後に、水平せき板を取り外せるように組み立てた。
5
支柱として用いるパイプサポートの高さが3.6mであったので、水平つなぎを高さ2.5mの位置とし、二方向に設けるとともに、水平つなぎの変位を防止した。
解説

正解は5

1-○せき板の材料として合板を用いる場合特記がなければ12mm以上とする。

2-○設問通りである。

3-○早強ポルトランドセメントの最小存置期間は平均気温が15°以上であれば8日。5°以上であれば12日。0°以上であれば15日である。

4-○設問通りである。設問通りである。

5-×パイプサポートを支柱して用いるもので高さ3.5mを超えるときは高さ2m以内ごとに水平つなぎを二方向に設け、かつ水平つなぎの変位を防止すること。