木造2階建の建築物の構造設計に関する次の記述のうち、最も|二級建築士問題集

二級建築士

Q 61 : 
木造2階建の建築物の構造設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
枠組壁工法において、耐力壁線によって囲まれた部分の水平投影面積を60m^2としたので、床版の枠組材と床材とを緊結する部分を構造耐力上有効に補強した。
2
地震力に対して必要な耐力壁の有効長さ(必要壁量)は、多雪区域であったので、垂直積雪量に応じて割り増した値とした。
3
瓦葺き屋根としたので、1階の柱の小径を、支点間距離(構造耐力上主要な部分である横架材の相互間の垂直距離)の1/22とした。
4
壁量の算定において、構造用面材と筋かいを併用するに当たり、軸組の倍率は、それぞれの倍率の和が5を超える場合であっても、5とした。
5
筋かいと間柱が交差する部分においては、筋かいのほうを欠き込んだ。
解説

正解は5

1-○平13国交告第1540号第5第6項より設問通りである。

2-○平13国交告第1540号第5第5項、国交告第1541号第1より設問通りである。

3-○令第43条より設問通りである。

4-○昭56建告第1100号第2第8号、令第46条第4項表1より設問通りである。

5-×令第45条大4項より間柱を欠き込む。