二級建築士
Q 24 :
防災・消防設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 1
閉鎖型スプリンクラー設備には、湿式、乾式及び予作動式がある。
2
非常警報設備の非常ベルは、音響装置の中心から１m離れた位置で90dB以上の音圧が必要である。
3
避雷設備は、高さ20mを超える建築物において、その高さ20mを超える部分を雷撃から保護するように設ける。
4
連結散水設備は、地階の火災に備えて天井に散水ヘッドを設置し、火災時に消防ポンプ自動車から送水口・配管を通じて送水を行い、消火する設備である。
5
水噴霧消火設備は、油火災の消火には適さない。
解説
正解は5
1-○閉鎖型スプリンクラー設備の乾式は配管内に常時水を充満しており火災の熱によりスプリンクラーヘッドの感熱部が融解して自動的に散水する方式である。湿式は配管内の凍結防止のたま水の変わりに圧縮空気を充填している。
2-○設問通りである。
3-○避雷設備は20mを超える高さの建築物の高さ20mを超える部分を電撃から保護するように設ける。保護角は一般の建築物で60度とされる。
4-○連結散水設備は地階の火災の際にポンプ車の水を外部の送水口から送水し、天井に設置した散水ヘッドから放水することにより消火する。
5-×水噴霧消火設備は噴霧ヘッドから水を霧状にして放射し窒息効果と素敵による冷却効果で消火する。油火災や電気設備の火災に適している。
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