給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものは|二級建築士問題集

二級建築士

Q 22 : 
給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
大便器の洗浄弁における流水時の最低必要圧力は、一般に、70kPaである。
2
循環式の中央式給湯設備の給湯温度は、レジオネラ属菌対策として、貯湯槽内で60℃以上に維持する必要がある。
3
タンク式トイレの洗浄水量は、サイホン式で10l程度、洗い落とし式で8l程度であるが、4l以下の節水型が普及しつつある。
4
通気管の横管は、その階の最も高い位置にある衛生器具のあふれ縁より、上方10cm以内で横走りさせて配管する。
5
都市ガスの供給方式は供給圧力によって区分されており、低圧供給方式は0.1MPa未満とされている。
解説

正解は4

1-○設問通りである。

2-○設問通りである。レジオネラ属菌は60℃以上の高温に5分以上さらされることにより死滅する。

3-○設問通りである。

4-×通気管の横走り管はその階の最高位にある衛星器具のあふれ縁より15cm以上の高さに立ち上げて横走りさせる。

5-○設問通りである。中圧供給方式はガス圧が0.1MPa以上1.0MPa未満で事務所ビル等に供給される。高圧供給方式はガス圧力は1.0MPa以上で大きな工場などに供給される。