住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれ|二級建築士問題集

二級建築士

Q 11 : 
住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
車椅子使用者に配慮し、居室の出入口扉の前後は段差を避け、内法(のり)寸法で140cm×140cm程度のスペースを確保する。
2
我が国において、窓を南面で大きく、東西面でなるべく小さく計画することは、パッシブデザインの設計手法の一つである。
3
和室を江戸間(田舎間)とする場合、柱と柱の内法(のり)寸法を、基準寸法の整数倍とする。
4
コア型の住宅は、設備を1箇所にまとめた形式であり、設備工事費の低減や動線の単純化を図り、外周部には居室を配置することができる。
5
ユーティリティの延長として、屋外にサービスヤードを設ける。
解説

正解は3

1-○設問通りである。

2-○パッシブデザインの手法のひとつとして冬期の太陽熱を多く吸収するために南面の窓を大きくとり、夏期の日射を遮るために東西の窓を小さくする。

3-×畳を敷く場合、設問は「京間」のことをさしている。江戸間は柱心の間隔を基準寸法とした整数の倍とする。

4-○設問通りである。

5-○設問通りである。サービスヤードは屋外での家事を行う場所をいう。