二級建築士
Q 92 :
防水工事及び屋根工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木造住宅の屋根の下葺きに用いるアスファルトルーフィングの棟部分の張付けは、250mmの左右折り掛けとし、棟頂部から左右へ一枚ものを増張りした。
木造住宅の屋根用化粧スレートの葺板は、1枚ごとに専用釘を用いて垂木に直接留め付けた。
木造住宅の屋根の瓦棒葺の釘留めにおいて、瓦棒(心木)を、垂木の位置と一致させた。
アスファルト防水工事において、出隅・入隅等へのストレッチルーフィングの増張りを行った後、一般平場部分へのストレッチルーフィングの張付けを行った。
アスファルト防水工事において、アスファルトプライマーを塗布した翌日に、次の工程の施工を行った。
解説
正解は2
1-○設問通りである。
2-×屋根用化スレート葺きにおいて葺板は1枚ごとに所定の位置に専用釘で野地板に留めつける。
3-○瓦棒と垂木の位置を一致させて確実に留め釘を垂木に打ち込むことが必要である。
4-○ストレッチルーフィングの張り付けは出隅、入隅部分の増張りを平場部分より先に行う。なお幅は300mm程度とする。
5-○設問が一般的な方法である。