木造住宅における木工事に関する次の記述のうち、最も不適当|二級建築士問題集

二級建築士

Q 91 : 
木造住宅における木工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
1階及び2階の上下同位置に大壁造の面材耐力壁を設けるに当たり、胴差部分における構造用面材相互間のあきを6mmとした。
2
土台の継手は、腰掛け鎌継ぎとした。
3
胴差と通し柱との仕口は、大入れ蟻掛けとした。
4
真壁造の面材耐力壁は、厚さ9mmの構造用合板を用い、N50の釘を150mm間隔で留め付けた。
5
和室の畳床において、根太の間隔を450mmとした。
解説

正解は3

1-○1階および2階部の上下同位置に構造用面材の耐力壁を設ける場合は胴差部において構造用面材相互間に原則として6mm以上のあきを設ける

2-○土台における継手は腰かけ蟻継ぎまたは腰掛け鎌継ぎとする。

3-×胴差と通し柱の仕口は大入れ蟻掛けとしない。

4-○真壁造の面材耐力壁において構造用郷合板はJASに適合するもので種類は特類とし厚さは7.5mm以上とする。釘の種類はN50、間隔は15cm以下とする。

5-○畳床の場合の根太間隔は設問通りである。その他の場合は300mm内外とする。