コンクリート工事に関する次の記述のうち、最も不適当なもの|二級建築士問題集

二級建築士

Q 85 : 
コンクリート工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
コンクリートの圧送において、粗骨材の最大寸法が20mmであったので、その寸法に対する輸送管の呼び寸法は100Aとした。
2
圧送中のコンクリートが閉塞したので、その部分のコンクリートは廃棄した。
3
締固め用機器として、コンクリート輸送管1系統につき、棒形振動機を2台配置した。
4
片持ち形式のバルコニーにおいて、跳出し部分に打継ぎを設けず、これを支持する構造体部分と一緒にコンクリートを打ち込んだ。
5
数スパン連続した壁において、ホースの位置を変えずに、コンクリートを横流ししながら柱を通過させて打ち込んだ。
解説

正解は5

1-○粗骨材の最大寸法に対する輸送管の呼び寸法は粗骨材の最大寸法が20、25mmのとき輸送管の呼び寸法は100A以上となる。

2-○設問の状況の場合、打ち込みと構造体コンクリートに欠陥が生じやすくなるため閉塞して品質の変化したコンクリートは廃棄する。

3-○設問通りである。

4-○設問通りである。

5-×柱で区切られた壁において柱を通過してコンクリートの横流しをしない。