二級建築士
Q 82 :
杭工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
場所打ちコンクリート杭の杭頭処理は、コンクリートの打込みから48時間経過した後に、本体を傷めないように平らにはつり取り、所定の高さにそろえた。
場所打ちコンクリート杭の施工に当たっては、近接している杭を連続して施工しないようにした。
場所打ちコンクリート杭に用いるコンクリートの構造体強度補正値(S)は、特記がなかったので、3N/㎟とした。
打込み工法による鋼管杭の先端部の形状は、特記がなかったので、開放形とした。
打込み工法による作業地盤面以下への既製コンクリート杭の打込みにおいて、やっとこを用いて行った。
解説
正解は1
1-×場所打ちコンクリート杭の杭頭は、コンクリートの打込みから14日程度経過したのち本体を傷めないように平らにはつり取り、所定の高さにそろえる。
2-○設問通りである。
3-○設問通りである。
4-○鋼杭の先端部形状及び補強は鋼管杭で打ち込み工法の場合特記がなければ先端部は開放形とし、補強バンドにより補強を行う。
5-○設問通りである。