二級建築士
Q 78 :
工事現場における材料の保管に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
巻いた壁紙は、くせが付かないように、立てて保管した。
鉄筋は、直接地面に接しないように、角材の上に置き、シートで養生して保管した。
シーリング材は、高温多湿や凍結温度以下とならない、かつ、直射日光や雨露の当たらない場所に密封して保管した。
セメントは、吸湿しないように、倉庫内に上げ床を設けて保管した。
打放し仕上げに用いるコンクリート型枠用合板は、直射日光に当て、十分に乾燥させてから保管した。
解説
正解は5
1-○設問通りである。
2-○設問通りである。
3-○変質や性能低下を防止するため雨露、直射日光を避ける。
4-○設問通りである。また袋詰めセメントは圧力を避け積み重ねは10袋以下とする。
5-×せき板に使用する木材は直射日光をあてると、反り等の変形が生じたり、コンクリートの硬化を妨げる成分が増え、コンクリート表面の硬化不良の原因となるため、シートなどで覆い保管する必要がある。