建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述|二級建築士問題集

二級建築士

Q 70 : 
建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
「すぎ」や「ひのき」などの針葉樹は軟木と言われ、一般に、加工がしやすく構造材に適している。
2
木材を大気中で十分に乾燥させ、木材中の結合水と大気中の湿度が平衡状態に達した時点を、繊維飽和点という。
3
日本工業規格(JIS)において、繊維板は、密度と製法によってインシュレーションボード、MDF、ハードボードに分類される。
4
木材の乾燥収縮率は、年輪の接線方向より繊維方向のほうが小さい。
5
木杭は、通常の場合、腐朽を避けるため常水面下に設置する。
解説

正解は2

1-○設問の通りである。

2-×木材中の自由水がなくなり、結合水で細胞が飽和している状態を繊維飽和点という。

3-○設問通りである。

4-○木材の乾燥収縮率は年輪の接線方向>繊維方向である。

5-○設問通りである。